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100冊の自己啓発書より「徒然草」を読め! 表紙

100冊の自己啓発書より「徒然草」を読め!

適菜収 著/祥伝社新書
「徒然草」は世をはかなんだ老人が、仏教思想に基づいた「わびさび」をおだやかに語ったものではない。兼好法師は「腐った世の中と戦え」と言ったのだ。

「徒然草」は過激な思想書だった! 世をはかなんだ老人が書いた退屈な古典――。『徒然草』をそんな風に思っていないだろうか? それは大間違いだ。作者の兼好法師は「腐った世の中と戦え」と叫んでいる。兼好は言う。「世論に流されるな!」「高を括るな!」「知ったような顔をするな!」「不安に支配されるな!」「常識を疑え!」と。

いくら知識があっても過ちを犯すのは今も昔も同じ。そこで重要なのが「見識」だ。『徒然草』には兼好法師の見識力の高さが至るところに見られる。急速にデジタル化が進む現在、人間関係も言論でも本質が見えにくくなった。そんな時代だからこそ、改めて『徒然草』から学びたい。

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