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愚民文明の暴走 表紙

愚民文明の暴走

適菜収・呉智英 著/祥伝社黄金文庫
呉智英氏との対話。知は尊重されるべきである。現在は、バカが尊重される世の中になってしまった。

現在は「バカが尊重される世の中」である。なぜこんなことになってしまったのか? 近代大衆社会の病について深く洞察し、民主主義・人権主義の偽善について警鐘ならしつづけてきた評論家・呉智英と、大衆社会の病理を観察し続ける作家・適菜収が、社会、宗教、政治、歴史、文化など多岐にわたる論点から、その原因について徹底討論する。

この三十年間を見渡したときに、一貫して正しいことを述べてきたのは、ほとんど呉智英だけではないか。一貫して正しいことを言うためには、知識以前に教養が必要になる。教養とは、「判断の基準をどこに見出すか」「価値に対する態度」である。呉先生の主張を無理を承知で一言でまとめれば、「知は尊重されるべきだ」ということだと思う。そして現在は「バカが尊重される世の中」である。どうしてこんなことになってしまったのか? 本書では、社会、宗教、政治、歴史、文化など多岐にわたる論点から、その原因について考えた。――適菜収(「はじめに」より)

CONTENTS
はじめに 適菜収
第一章 バカは民主主義が好き
第二章 キリスト教と宗教の本質
第三章 吉本隆明という「共同幻想」
第四章 B層社会の反知性主義
第五章 「保守」とは何か?
第六章 民主主義か哲人政治か
あとがき 呉智英
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