
「近代大衆社会が末期的な症状を見せる中、大事なことは、過去の優れた時代に目を向けることである」。うるおいのある生活のためにわれわれはなにをすべきでなにを避けるべきか? 最も簡単な方法はうるおいのある生活を送った人物に学ぶこと。彼が何を学び、何を避けたかを知ればよい。そのヒントになるのが、全西洋の教養が凝縮されている『ゲーテとの対話』だと著者は言う。
『ゲーテとの対話』は、詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家として活躍したヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテとの言葉を弟子のヨハン・ペーター・エッカーマンがまとめた書。本書は、『ゲーテとの対話』を読み解きながら、日々の生活に追われ大事なことを忘れてしまいがちな現代人に必要な教養を解説する。